カタール、IMO理事会メンバーに3期連続で選出
ロンドン、11月28日(QNA)— カタール国は、国際海事機関(IMO)総会第34会期における選挙において、CカテゴリでIMO理事会の議席を3期連続で獲得した。
今回の勝利は、世界の海上輸送分野におけるカタールの卓越した地位を改めて裏付けるものであり、海上安全と保安の向上、海洋環境の保護、持続可能な海上輸送の発展に向けた共同努力における同国の建設的役割に対する国際海事コミュニティの信頼を示すものである。
この機会に、モハンメド・ビン・アブドゥラ・ビン・モハンメド・アール=サーニー運輸相は、この成果に対する誇りを表明し、海事分野の発展に向けたカタールの継続的な努力が国際的に認められた証左であると述べた。
運輸相は、3期連続で理事会に選出されたことは、国際機関におけるカタールの存在感を高め、同国を地域および世界の主要な海事ロジスティクス拠点として確立するための指導部の賢明なビジョンを体現するものであると強調した。
また運輸相は、「この成果は、国際海事機関(IMO)の原則に対するカタール国の揺るぎないコミットメント、安全で持続可能かつ環境に優しい海上輸送の実現というIMOの目的を支持する姿勢を直接的に反映するものである」と述べた。
さらに同相は、「我々は引き続き加盟国と協力し、国際協力の強化および専門知識の共有に取り組み、世界の海上輸送システムの発展に寄与していく」と述べた。
運輸相はまた、3期連続での理事会選出に際し、カタール国の立候補を支持した友好国・兄弟国の加盟国が示した信頼に謝意を表した。さらに、今回の成功に寄与した国家機関すべての努力を称賛し、国際舞台におけるカタールの成果達成に向けた国家機関間の協力と統合の精神を反映したものであると述べた。
一方、英国駐在カタール国大使兼IMO常駐代表であるアブドゥラ・ビン・モハンメド・ビン・サウド・アール=サーニー大使は、この勝利は海上輸送分野の発展に向けた国際的取り組みを支えるカタールの積極的役割を強化するものであると強調した。
大使は、カタールの理事会への継続的な選出は、港湾インフラ、海事ガバナンス、海洋環境保護の分野における同国の質的成果が国際海事コミュニティに高く評価されていることを反映するものであると述べた。
さらに大使は、「カタール国に対する信任の継続は、海上航行および輸送に関する国際的意思決定への積極的参加に対する同国の揺るぎない姿勢を示すものであり、IMOと加盟国との建設的協力を支えるカタールの強い意志を裏付けるものである」と述べた。
3期連続でのIMO理事会選出は、国連専門機関におけるカタールの国際的存在感を強化するとともに、カタール国家ビジョン2030が掲げる多角化・持続可能な経済に向け、海上輸送分野の発展を進める同国の継続的努力を反映する成果である。
(QNA)